少し前に流行った無水鍋。有名どころだとバーミキュラとストウブだ。(ル・クルーゼは無水鍋ができないと言われているため除外)
今回は特に料理得意ではない私が、ストウブの虜になったお話。

きっかけはテレビ

旦那様が無水鍋の特集を見て「無水鍋っていいなぁ」と思ったのがきっかけ
それが「カンブリア宮殿」でやっていた【世界を驚かせた日本製の鋳物ホーロー鍋バーミキュラ】
どうやらこれをテレビで見て、無水鍋というものに興味を持ったらしい。
ただご存知の通り、この鋳物(いもの)系の鍋ってとっても高い。
なので、デパートの売り場に行ってはうっとりと眺めていた。
一般人には手が出ない代物。
料理がそんなに得意ではないから、きっと使いこなせないだろう、なんて思っていた。

ふらっと立ち寄ったショップにて

アウトレットショップが大好きな私。
旦那様も目当てのブランドに行くのが好きだ。
ある日、旅行で木更津アウトレットに行った。
ここにはStaub Outletがある。
ストウブも無水調理が可能だ。
アウトレット言えど、元々のお値段が高いしそんなに値引きされていないんだろうと思って、今後の勉強のために興味本位でお店に入った。
そこでセール品を目にしてしまったのである。
おそらくこれ以上安くならないであろう値段。
店員さんに使い方やお手入れ方法、主な使い方、注意点など詳しく色々と聞く。
そしてついに決断したのである。
我が家に招き入れると!

24cmピコ ココット ラウンド

私が選んだのがこれ。
ピコ ココット ラウンド 24cm。
なかなかの大きさと重さ。
店員さんに大きさについても色々と質問した。
人気のサイズは20~22cm。
我が家は4人家族だし、おそらくカレーや煮物などに使うだろうということでこの大きさにした。
大は小を兼ねるって言うし。


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そして、Amazonで見てみるとほぼ同じ値段で売っていたので、「Amazonで良かったじゃんっ!」ってなった。

取り扱い説明書を見ながら、使う前にシーズニングとやらを行う。
そして、いざっ勝負!

使ってみると病みつきに

劇的に料理が変わった。
煮込み系はとても美味しく、柔らかく煮える。
お肉を焼くと柔らかくなる。
揚げ物も柔らかくなる。
ご飯も炊ける。
とうもろこしなんかとても甘く茹でられる。
念願の無水調理は、驚くほど野菜のうまみを感じた。
なんでもできるっ!
中でもお気に入りが、唐揚げ、カレー、ラタトゥイユ、角煮、牛丼。
ここら辺は頻繁に作る。
鶏ハム、ローストポークなんかも柔らかく美味しくできる。
唐揚げの柔らかさに感動した。
ほぼ毎日使う。
もうストウブなしなんて考えられない。

そして家族が増える

24cmだと大きすぎるので、少量の野菜スープとかだと不便に思うようになる。
Amazonで安かったのを思い出して、また買ってしまう。
というか旦那様が無水鍋をえらく気に入ってしまった。
ということで20cmを購入。


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これもまた使い勝手がいい。
料理の幅がぐんと上がった。
少量料理に向いている。
これでご飯も炊ける。
ローストポークや鶏ハムもこの大きさの方が作りやすい。

そしてつい先日我が家に向かい入れたのが、オーバルスタッカブルディッシュ。


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我が家に来てまだ日が浅いので、とりあえずシーズニングをしてそのまま出番を待っている。
ハンバーグレストランのように出せたらなぁ、と思って購入した。
グラタンとか。

ということで我が家のストウブは3つに増えた。

ストウブなしでは考えられない

すっかりストウブの虜になってしまった。
ほぼ毎日ストウブのお世話になっている。
ストウブを買ってから、ストウブの料理本も買い漁った。
我が家に10冊ほどストウブの本がある。
この本はとても参考になった。
結局、作るものは毎回決まっていて、それ以外は作らないが…。
特にお世話になったのが、


大きめストウブで煮込むだけのごちそう (3ステップのかんたん調理でメインおかず60品)

この本にはたくさん助けられた。
ストウブの料理本ってほとんどが18cm~22cm用の本。
なぜならそのサイズが一番人気だから
この大きさってちょっとの差で全然仕上がりが違う。
私は、たかが数センチの差でなんて思ってたが、鍋の中に入る量によって、水分量が変わってきてしまうようだ。
なので、この大きいストウブ用の本は大いに役に立った。
グリーンカレーが好きな旦那様のために、この本のレシピでよく作っている。

ストウブ用の料理本をたくさん持っているが…

何も知らないうちはとても参考になったのだが、ネットにある某料理検索サイトの人気レシピの方が全然美味しかったりする。
なので、最近ではレシピサイトの人気のあるものをストウブで作ってしまう。
料理本あるあるなのだが、手に入れにくい材料を使っていたり、手間がかかったりと、結局面倒臭くなってしまうのだ。

まとめ

ストウブ料理が得意な人が使うものだと思っていた高級鋳物鍋。
下手に安い鍋を買うより、レストランなど行くことや、すぐ鍋がダメになってしまうことを考えたら全然元が取れてしまう。
しかもコロナ禍の中、家で手間暇かけて美味しい料理を作るのはどうか。
ストウブのすごいところは、BBQで使うような炭火でも使えたり、オーブンにも使えたりする。
高い買い物だが十分元が取れると思う。
おうちにいながら、贅沢ご飯を堪能してみてはいかがだろうか。