前回、私たち家族がdocomoの携帯料金の見直しでahamoか現行プランか、という記事を書きました。(詳しくはdocomoの携帯料金、ahamoと比較、はたして格安が良いのか)
今回は私の母の携帯を機種変更したお話です。

母のプロフィール

母のプロフィールをさらっと紹介します。
自他共に認める機械音痴。
取扱説明書も読まない。
60代パート勤務。
毎日歩いていたり、自転車を漕いだりするので普通の60代よりは体力がある。
けっこうアクティブ。
料理得意。
知らない、分からないのでとりあえず有名どころがいいんじゃないか、というテレビ情報に流されやすい。
息子と二人暮らし。(私の弟)

まったくの機械音痴。使っていた携帯はガラホ

今まで使っていた携帯はいわゆるガラホ。

今では死語みたいなものだが、ガラケーとスマホの間のもの。

その前はガラケーという、母は根っからの機械音痴。

前回のガラホに変える時に本人はスマホが良いと言っていたが却下。

なぜなら何度携帯の操作について説明しても、覚えなかったから。

当時スマホが流行っていて本人もスマホの方が簡単だと思っていた。

スマホに変える前段階で、タブレットを渡し、LINEの練習をさせた。

それなのに「めんどくさい」を理由にほぼ使わず、電話のみ。

LINEを使いこなせるか否かで次携帯変える時はスマホにしようと思っていたのに…だ。

何かに理由をつけてタブレットを触らない母

タブレットで電車の時刻表調べ、ネットでの検索の仕方、色々教えたのに覚えず結局電車も私に聞いてくる。

「調べようと思ったんだけど、時間がないから。」

私は「今回だけね」と言って調べてあげていた。

そんなある日、そろそろ携帯を変えるという話になり、「スマホがいい」と言い出した。

その時払っていた携帯料金は3,000円弱。当時スマホを持つと7,000円、本体の分割を含めると10,000円程になる。

母の経済状況を見ると、そんなに払えない。

料金もそうだが、一番は本人が扱いこなせない。

それは目に見えていた。

なのでその時は「ガラホ」という選択になった。

本人は納得いかないという感じなので私は怒った。

「LINEもまともに使えない、電車の時刻表も調べられない、調べたいことも調べられない、第一今使っている携帯すらまともに使えないのにスマホが使えると思うのか!そんなにスマホが使いたいならせめてLINEを使いこなせるようになってからにしてっ!」と。

これには本人に堪えたようで、それからというもの、私とLINEをするようになった。

本人は分かっていないと思うが実は他の人よりとても恵まれている。近所に私が住んでいるし、母と一緒に住んでいる私の弟も機械には強い。

何かあれば頼れる環境だ。

それなのにタブレットを触ろうとしない母に私はキレた。

ガツンと言ったことで目が覚めた母

文章のフリック入力を練習し、スタンプを打てるようになり、写真を送れるようになり、LINE通話もできるようになり、それから見違えるほど上達した。

「次はスマホを持たせてあげられるな」と思っていたら今回の携帯料金見直しのタイミングになった。

なので自信を持ってシニア携帯ではなくiPhone SE(第2世代)を選んだ。

シニア携帯も何度か触ったことがあるので良さは分かっている。

でも、どうしても写真の画質とか、できることが限られてきてしまうのでiPhoneを持たせてあげたかった。

おそらくiPhoneに限らず機械音痴の人がスマホを持つということは周りのフォローが必要だと思われる。

そのフォローも購入して1週間くらい。あとは自分でなんとかしてもらうように、増田 由紀さんが書いた「いちばんやさしい60代からのiPhone」という本をプレゼントした。

暇な時にこれを読んでいるらしい。

iPhoneを買うにあたり私がしたこと

  • どこの携帯会社がいいか。
  • お店に行って実際どこが安いか
  • 買う前のフォロー
  • アクセサリーの購入
  • 買った後の設定
  • 操作の分かりやすい本のプレゼント

順を追って説明する。

どこの携帯会社がいいか

まずはどこがいいか、ネットで下調べ。

機種はiPhone一択。

前に旦那のお母さんがUQで携帯を買っていた関係で、実はUQに絞っていた。

それでも他に良いのがないか調べた。

CMで流れている楽天モバイルがいいと思っていたが、iPhoneがなかったため却下。(近々出るらしい)

Y!mobile (通称ワイモバ)は以前Wi-Fiを使っていた時にあまり良い思い出がなかったため却下。

UQ一択。

母が欲しいのは、安くて、通話し放題。

実はUQもワイモバも通話し放題が60歳以上だと通常の半額でできる。

これは朗報だ、と思った。UQはそういったプランはなかったはずだ。

ネットでの知識をもとに今度は実際にショップに行く。

実際にお店に行ってどういう割引があるのか

これは実際お店に行って店員さんに聞くしかない。

政府のお達しで今は22,000円までしか割引ができないらしい。

「割引き」はできないけど、他ので補填しているかもしれない、と実際見積もりを出してもらう。

お店はUQと家電量販店。

しかもUQでも店舗によってキャンペーンをやっている場合があるので、2軒はハシゴ。

家電量販店も店舗によってやっているキャンペーンが違う可能性があるため3軒ハシゴ。

ここである家電量販店が古い携帯電話を下取りに出せば、機種変更で一括支払いの場合のみ割引があることを知った。

ただワイモバ限定。

悩んだ末、ワイモバの割引に惹かれ、最低半年ほど使う計算で、ワイモバにすることにした。

買う前のフォロー

今までドコモを使っていたので、ポイントを消化する必要があったので、消化手続き。

MNP(ナンバーポータビリティ)、番号そのまま他社に乗り換えのため、予約番号をゲット。(これがめんどい)

MNPは当日やったのですが、15日間有効なので、事前にやっておけばよかったと後悔。

混み合っていると電話が繋がらないし…。

ネットからもできるらしいけど、母のはガラホのためとてもめんどくさそうだったので電話で予約番号取ることに。

これがスムーズに行けばもっと早く手続きができた。

あと携帯のバックアップ。SDカードに移しておく。

アクセサリー購入

何が必要で何が必要じゃないか。

その時買ったのが、ブルーライトカットのガラスフィルム、スマホカバー。

他は必要なら後から買えばいい、とその時はこれだけ。

充電関係を持っていなければこの時買わなきゃダメ。

買った後の設定

携帯買う時は1日掛かりだと思っている。

  • 初期設定
  • LINE設定
  • アドレス設定
  • メール設定

メールは思い切って以前登録していたgmailにしてキャリアメールを申し込まなかった。
今後ワイモバを辞めるかもしれないしね。

最低限使えるように設定して、あとは後日設定することに。

gmailってパソコンからアドレス入力できるから、パソコンから設定してあげた。

そしてパソコンからアドレス変更のお知らせを送った。

操作の分かりやすい本のプレゼント

増田 由紀さんが書いた「いちばんやさしい60代からのiPhone

読みやすいのでオススメです。

まとめ

  • 機械音痴の親にはまず練習としてタブレットを渡す。(今結構安いのが出回っている)
  • そのタブレットを根気よく教える
  • 下調べが重要。ネットでどのオプションが必要かまとめておく。
  • 店舗は同系列でも近くの店舗を何軒か行って見積もりを出してもらう。
  • フォローが自分でできるか。
  • 分かりやすい使い方が載っている本を渡す。

うちの母のiPhoneデビューについて書きました。

次回は料金について書きます。