9月に入って一段と涼しくなり、とても過ごしやすく快適。
このまま暑い日は終わらないのは重々承知ですが、それでも快適で、このくらいの気候がすっと続けば良いのにと私は思ってしまいます。
さて、今回もオススメの一曲を。
なんか秋が近づいてくると、どうしても音楽が聴きたくなってきてしまいます。
クリスマスに向けて良い曲がたくさんあるし、クリスマスが終わると今度は復活祭なので、復活祭でも良い曲がたくさんあります。(もちろんクラシック音楽の話です)
今回紹介する音楽は、前回に引き続き、カールおじさんの曲を。(Sirの称号を持つ方なのですが、親しみを込めて私の中でこう呼んでいます。すみません)
前回の記事はこちら→「浄化されたい時に聴きたい曲〜カール・ジェンキンス:スターバト・マーテルより「カントゥス・ラクリモーズス(悲しむべき魔法)」

Adiemus:In Caelum Fero

アディエマスの「天空へ」という曲。
私がアディエマスにハマった思い出の1曲。
ベタだが、初めて聴いた時、ハンマーで頭を殴られたような強い衝撃を受けた。
初めて一目惚れした。
きっかけは、私が高校生の時に、全国大会常連のダンス部が発表の場で踊っていた曲。
踊りもすごかったけど、もう曲が良すぎて、その曲が忘れられず、ずっともんもんしていたら、数年後、CDショップでジャケットにとても惹かれて、軽い気持ちで視聴したCDがそのアディエマスだった。
CDを即買い。
当時調べる方法がなく、再会した時は感動した。(今思えば、ダンス部の人に聞けばよかった…。)
そこからずっとアディエマスのファンだ。

そして色あせることなく、今でもこの曲が大好き。
飽きない。
音楽で「飽きない」ことがどれほどすごいことか。

Adiemusとは

説明してなかったかと思うのですが、Adiemusはアディエマスと読みます。
簡単に言うと、Adiemusはグループ名で、アディエマスが歌っている歌詞はいわゆる造語というもので、声を楽器として扱っているので、言葉としての意味合いはありません。(余談ですが、だから村主章枝選手はフィギュアスケートにおいて歌声がある曲の使用がダメだった当時、Adiemusの曲の使用は大丈夫だったのです)
そして歌手の方がソロとして活動するためにアディエマスから抜け、その後作曲を担当していたカールおじさんが、カール・ジェンキンス名義で今も活躍し、今に至ります。
カールおじさんは、聖書の引用を多く用いて作曲することが多いですね。
なので、造語のAdiemus名義で音楽は出していません。
もっとAdiemusについて知りたい人はこちらへ。

CD紹介


ベスト・オブ・アディエマス
調べたらだいぶ安く手に入るようですね。
このベストアルバムが、一目惚れして買ったCDです。
ベスト版なのでアディエマスの選りすぐりの曲が入っています。
アディエマス入門にはもってこいの1枚。
このアルバムに人気曲の「世紀を越えて」や「聖なる海の歌声」という曲が入っています。
「世紀を越えて」は日本でとても使われている曲で、どこかで聴いたことがあるかもしれません。

この曲もとても良い曲。
この和音進行がたまりません(笑)

楽譜


カール・ジェンキンス: ベスト・オブ・アディエマス 「世紀を越えて」ピアノ・ヴォーカル・セレクション
こちら実は楽譜があります!
このベスト版の楽譜で、ピアノ、フルート、クラリネットとあって、フルートとクラリネットは伴奏CDが付いていると言う優れもの。
ピアノ版は見つけたのですが、フルートとクラリネットはヤマハあたりで手に入るかもしれませんが、古い楽譜なので売っていない可能性があります。
難易度的には簡単にできるようになっていて、やりごたえはあまりありませんでしたが、ピアノ版はアレンジ可能なので、自分でアレンジして弾いていました。
フルートは勝手に移調されていて、ちょっとショックでしたが、まぁ伴奏CDが付いていたのでこれはこれで楽しめました。

最後に

コロナ禍で思うように日常を過ごせない日々を送っている人が多いと思いますが、そういう時こそこういう癒しの音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。
参考になれば嬉しいです。